パブリックチェーン・エコシステムの重要な基盤として、メインネットのパフォーマンスはその成長を決定づけます。2019年2月25日の公式ローンチ以来、IOSTメインネットは4年以上、大きなインシデントなく、エコシステムのパートナーに支えられ稼働をつづけてきました。IOSTの開発チームは革新的なアプローチを常に追求し、複数のバージョンのアップデートと最適化を実施します。非互換性のアップグレードであるメインネットOlympus v3.10.1のローンチを発表します。ブロック生成ノードは9月10日までにアップグレードを完了する必要があります、非ブロック生成ノードもアップグレードすることを推奨します。
変更ログ:
- このバージョンは、mplexと並行してyamuxサポートを導入することで、libp2pモジュールを主に強化しています。
- 次のバージョンでは、mplexのサポートを削除する予定です。
- このアップデートの詳細については、https://github.com/iost-official/go-iost/releases を参照してください。
注意事項:
- すべてのブロック生成ノードは、9月10日までにアップグレードを完了する必要があります。
- 手動でアップグレードする際、イメージ再構築中にdockerパニックに遭遇した場合は、”security-opt”がseccomp:unconfinedに設定されているか確認してください。具体的なコマンドは以下の通りです(iServerのデータディレクトリがデフォルト値の/data/iserverに設定されていると仮定して): docker run -d — name iserver -v /data/iserver:/var/lib/iserver -p 30000–30003:30000–30003 — security-opt seccomp:unconfined iostio/iost-node
- このバージョンについての詳細はこちら。
このアップグレードを完了する方法:
IOST開発者ドキュメンテーションに公開されている指示に従ってください。 アップグレード、ハッシュ、バージョンの正常な実行が完了した後、以下のコマンドを使用して確認を行うことができます:
- docker exec -it iserver iwallet state | grep -E “codeVersion|gitHash”
結果は以下の通りになります:
- “gitHash”: “d7fdfb3747677f82e148cb4a90cbab90c339b149”, “codeVersion”: “3.10.1”