筆者: Yuya Sugano
Yokozuna FinanceとZUNAコミュニティが誕生してから6週間ほどが経過しました。Yokozuna FinanceはBeosinによるサードパーティーのセキュリティ監査やIOSTブロックチェーン基盤上の$ZUNAトークンのローンチを12月10日に完了し順調にコミュニティが成長しています。
Yokozuna Financeチームは、新規の流動性ペアや新規機能をDAppsである app.yokozuna.fi へ随時追加しています。プロジェクトは複数の重要なマイルストーンを達成しており、ここでは達成したマイルストーンと2022のアップデートを共に紹介したいと思います。
$500万ドルのTVL(Total Value Locked)を達成
直近のマーケットの影響を少し受けて現在は少し下落しましたが、Yokozuna Financeチームは$500万ドルのTVL(Total Value Locked)を達成したことをアナウンスいたしました。プロジェクト初期のこの大きなマイルストーン達成はIOSTとZUNAのダブルマイニングのIOSTシングルトークンボールトの導入と複数の人気のある流動性プール(LP)(METX/IOST、HUSD/ZUNA、 XPLUS/ZUNA、OTBC/ZUNA)の開発によるものであり、1月12日にはDON/ZUNAのペアも新規に発表しました。現在のTVLは$430万ドル程度へ低下していますが、過去数日間の下落から市場が回復するにつれて徐々に上昇すると予想されます。
Yokozuna Financeノードへの1億2500万 IOSTのステーク高を達成
1月1日に「87+ 3日」のIOSTボールトを20.22%に引き上げるの新年のプロモーションは、Yokozuna FinanceのIOSTノード「yzblock01」(プロデューサーノードとして10位)と「yzblock02」(プロデューサーノードで21位) に対する1億2500万以上のIOSTステークを促す効果を生みましたた。この顕著な成果はIOSTシングルトークンボールトでIOSTとZUNAの「ダブルマイニング」を継続的にサービス提供することに役立ちます。チームは引き続きIOS Foundationと協力し、既存および新規のIOSTベースのプロジェクトとのコラボレーションを促進することで、より多くのユーザーをIOSTエコシステムに引きつけられるよう邁進します。
200万番目の $ZUNA トークンの排出を記録
1月20日に200万番目の$ZUNAトークンが排出されたことを確認しました。現在の$ZUNAトークンの排出量は、フェアローンチのイールドファーミングによって得られる日次47,500 ZUNAとなっています。デフレの性質を持つ$ZUNAトークンの配布モデルは、初年度に8000万ドルの$ZUNAを配布し、残りの供給量の20%を以降毎年排出するメカニズムになっています。持続的なトークンの排出によって長期的かつ持続可能なエコシステムを将来にわたり予見することが可能となります。 $ZUNAの最大供給量は1億ZUNAで、ユーザーはDAppsホームページのダッシュボードで現在のサプライ、日次の排出量、$ZUNAの価格データを確認することができるようになっています。
LunarCrushがYokozuna Financeのトラッキングを開始
クリプトサイトのリーディングサイトであるLunarCrushは、@yokozunafinance $ZUNAトークンをリスティングし、Yokozuna Financeのソーシャルメディアの存在を積極的に発信しています。 CoinMarketCap、CoinGecko、およびその他のクリプト関連サイトは、Centralized Exchange(CEX)にリストされるなどの要件が満たされることを期待しています。Yokozuna Financeチームは現在CEXのリスティングの達成を目標としており、トップティアレベルの取引所でのリスティングへの対応を続けながら、いくつかの中間層のCEXともリスティングのための高度な話し合いを行っています。チームは、2月末までに少なくとも1つのCEXに上場することを見込んでいます。
Yokozuna FinanceアプリのAMM(app.yokozuna.fi/exchange)で利用できる$ZUNAトークンは、現在その他の2つのIOST DEXのotbtrade.comとiostdex.ioに加えてDonnie Finance(donnie.finance)およびXPlus(app.xigua.ist)でも利用することができるようになっています。
Yokozuna Financeが北米相撲選手権に参加
世界中の熱心で非伝統的なファンに相撲のスポーツを宣伝しながら、IOSTユーザーを教育し、楽しませるというYokozuna Financeの使命に沿って、アドバイザリーチームの数人のメンバーがラスベガスに集まり、2021年の北米相撲選手権に出席しました(内1名は選手権に参加)。重量部門のアマチュアの男性と女性の参加者達は、米国アラバマ州バーミンガムで開催される2022年7月のワールドゲームズで北米を代表する権利を競いました。
Yokozuna Financeのチームは、そのミッション達成に向けてさらに邁進し、世界中の相撲連盟、協会、クラブとの機会を評価し続けることでアマチュアとプロの相撲のスポーツの魅力をサービスを通じて広げていきます。
今後の予定:
NFTシステムとDAOファンド所有とガバナンス
Yokozuna Finance開発チームは、2022 第2四半期末までに導入される予定のYokozuna Finance NFTシステムの開発に取り組んでいます。 $ZUNAトークンは、相撲をテーマにしたNFTと、適格なNFT保有者がDAOファンドを所有および管理できるようにするアイテムを購入するためのユーティリティトークンとなります。
NFTシステムは、オークションとセカンダリマーケットプレイスの両方の機能を備えており、ユーザーは相撲をテーマにしたNFTを$ZUNAで独占的に獲得、購入および販売ができます。
100万ドルの$ZUNAをシードしたYokozuna Finance DAOファンドの現在の価値は20万ドルに近づいています。DAOファンドの主要な将来の資金調達メカニズムは、DAOに直接貢献するためのトランザクション手数料の割合を提供します。これは2022年第2四半期の終わりに予定されるMetaVerse互換のNFTシステムの導入とともに実装されます。
さらに:
- チームは新しいボールトガバナンスモジュールを導入する予定です。このモジュールでは、ユーザーが変更プロポーザルを提出し、コミュニティの投票を集めて変更を実装できます。
- Yokozuna Financeは、コミュニティの成長を支援する新規ユーザーに焦点を当ててマーケティングサポートを強化する予定です。 NFTシステムの導入に至るまでユーザーはAMAのウォレット作成サポートイベントやプロモーションを期待することができます。
以上のとおりYokozuna Financeチームは、IOSTエコシステムの主要なDAppになるよう努めつつ、ロードマップに示されている目標を達成することに重点を置いています。チームはコミュニケーションを優先しており、プラットフォームを継続的に改善するために、コミュニティのフィードバックや提案を引き続き取り入れていきます。
Yokozuna Financeのロードマップについてはこちら、Yokozuna Financeの詳細はTelegram, Twitter, Japan Twitterをチェックしてください。
IOSTブロックチェーンについて、理想的なDAppsのプラットフォーム
DeFi分散型アプリケーションが従来のアプリケーションと十分に競合するためには、その基盤となるネットワークが高速で、DAppsサービス開発者の要件を満たしている必要があります。ブロックチェーンの競合の中で、IOST — Proof-of-Believabilityコンセンサスアルゴリズムを備えたエンタープライズグレードの分散型超高速ネットワークを持つ — は、開発者に優しい機能と環境を提供することによりロバストなポートフォリオを構築しています。
IOSTプラットフォームは、スケーラビリティの問題への対応として登場し、この問題に取り組むことを目的としています。 IOSTは、Proof-of-Believabilityコンセンサスアルゴリズムや高性能な仮想マシンテクノロジなどのテクノロジをブロックチェーンに実装しています。これらのテクノロジスタックによって、1秒あたり最大8,000トランザクションという高いTPSレートを提供することが可能となっています。
2019年以来、IOSTは全体的なDAppsエコシステムを提供し、複数の戦略的パートナーシップと新たなオンチェーンプロジェクトにより、DeFiおよびNFTスペースに進出し続けています。 例としてステーブルコイン(HUSD、JPYA、USDA)、NFTマーケットプレイス(TOKENLINK、リバイバル、RIZIN FIGHTING COLLECTION)またYokozuna Financeなど。
イーサリアム(Ethereum)に見られるようなネットワークの混雑や高額なトランザクション手数料が発生しない仕様と、開発者に易しいJavascriptベースのスマートコントラクト言語の採択が、多くの開発者がIOSTでDeFiプロジェクトを立ち上げる理由となります。ノーコストのトランザクション手数料は、ユーザーがIOSTブロックチェーン上のアプリケーションを使用する際の利便性とアクセシビリティを保証します。